ライフワークを見つける5つのステップとは!?
1.ライフワークとは何か?
「ライフワーク」って、よく聞くけど、いったい何かについて解説します。
言葉の意味やライフワークの特徴、おすすめ、そして私の体験をお伝えします。
1-1.ライフワークの意味は?(ウィキペディアより)
"その人にしかできない、一生をかけてする仕事や事業
ライフワークとは、自分のなかにある「幸せの源泉」から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方。
「幸せの源泉」とは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、つきることのない情熱がある場所である。"
つまり、ライフワークとは、生き方であり、本当の自分で生きることです。
自分らしく「幸せの源泉」で生きる毎日は、とてもワクワクして、情熱的です。
しかし、なぜ、私たちの多くは、本当の自分で生きれないのでしょうか?
それは、一般の常識、家族や友達、知り合い、お金や収入など、いろいろなことを気にして、本当の自分で生きることができないからです。
特に、多くの人がライフワークに気づきつつも、100%踏み切れないことの要因が、お金や収入にあります。
そこで、ライフワークとライスワークを両立することが最近言われています。
1-2.ライフワークとライスワーク
ライスワークの意味は?
"ご飯を食べるため、お金を稼ぐための仕事や事業"
つまり、情熱やワクワク、自分らしさがあっても、なくても、働く仕事です。
私自身の体験でも、このライフワークとライスワークのバランスがとても重要だと感じています。
というのも、ライフワークに生きると決めて、活動し始めた時、すぐにお金や収入につながれば、とても素晴らしいです。
しかし、中には、お金や収入につながらないので、自分のやりたい仕事でないものを引き受けたり、ライフワークをあきらめたりする人が多いからです。
個人事業主の生き残る確率 (中小企業白書)
- 1年後 60%
- 2年後 50%
- 10年後 10%
私自身も、ライフワークで生きると決めたのは、ライスワークである程度、収入を確保してからでした。
そして、一つだけわかったことがあります。
それは自分にとってのライフワークが何か?を間違った場合、 どんどんやりたくないことをやり、苦しくなってしまうことです。
1-3.ライフワークの特徴
"ライフワークとは、自分のなかにある「幸せの源泉」から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方。"
ライフワークを生きているとき、幸せの源泉をもとに生きています。
ライフワークをやっていても、疲れることなく、ワクワクして、ときが経つのも忘れるぐらい、没頭するものなのです。
つきることのない情熱がわきあがるもので、感覚で感じています。
つまり、ライフワークは、必ずしも仕事や職業ではありません。
自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方なんです。
私の場合も、実はコーチングをライフワークだと信じていました。
しかし5年間、企業の中で、コーチングをやりながらも、社長、上司、同僚との間で苦しみました。
コーチングをやれば、やるほど、人が辞めていきました。
やりたいことを見つけ、輝いていく退職者が増える中、企業のためにコーチングを辞めるか、クライアントのために続けるかの葛藤で悩みました。
あまりにも葛藤で、コーチングを休み、コピーライターになりました。
コピーライターとして、本当の価値を言葉で魅せることのワクワクを今、感じています。
私は、本当の自分で生きることをサポートしていくことが、ライフワークでした。
コーチングも、コピーライターも、その手段でしかありませんでした。
実は、私は、過去15年外資系企業で、マーケティングに携わっていました。
リサーチ、商品開発、広告、ホームページ、会員誌づくりなど、全てがこのライフワークにつながっていたことに気づき、あっと驚きました。
2.ライフワークの見つけ方
ライフワーク、自分の中にある「幸せの源泉」をどのように見つけていくのか?
"「幸せの源泉」は、考えるものではありません。
すでに私たちの中にあるもの、過去、感じていた幸せの感覚を思い出すことです。"
ライフワークを見つける5つのステップをご説明します。
2-1.過去の「幸せの源泉」を振り返る
生まれたとき、小学校、中学校、高校、大学、社会人のそれぞれの年代ごとに、どんな印象的な出来事があり、どんな感情を感じていたのかを振り返ります。
このとき、情熱やワクワクした楽しかった出来事だけでなく、失敗や挫折や辛かった出来事も振り返ります。
人は楽しかった出来事よりも、辛かった出来事の方が覚えています。
そして、辛かったからこそ、なかったからこそ、心の奥で求めている「幸せの源泉」がわかることが多いのです。
本当は何を求めていたのか、欲していたのかを振り返ってみてください。
それぞれの年代を振り返ったら、生まれたときから今までを客観的に眺めてください。
そして、自分の人生の中で、どのようなことを経験し、達成してきたのか。どのような問題を解決してきたのか、思い浮かぶものを書き出してください。
2-2.自分の可能性の制限を外す
私たちは、普段、周りの人や世の中から、どう思われているかを気にしたり、世間の常識や過去の体験から、自分で可能性に制限をかけていることがあります。
可能性の制限を外して、2つの質問をご自身に問いかけてみてください。
- もし全く制限がなく、何でも叶うとしたら、どんな人でいたいですか?
- どういう想いや信念、価値観を持っていますか?
2-3.ライフワークを自分に問いかける
2-2で、本当は、どんな人で、どういう想いや信念、価値観を持っていたいのかを確認しました。
実際、イメージとして、そうなっている自分を想像しながら、以下の質問に答えてみてください。
- あなたは本当は何を手に入れたいと望んでいますか?
- それを手に入れることで、その奥で何を手に入れたいと望んでいますか?
- あなたが望んでいるものを手に入れるために、まわりの人たちに、どのように貢献し、どのような価値をもたらす存在ですか?
あなたが心の奥で手に入れたいと望んでいるもの、それが「幸せの源泉」です。
そして「幸せの源泉」を手に入れるために、何をするかがライフワークであり、本当の自分の生き方です。
2-4.ライフワーク、本当の自分で生きてみる
「幸せの源泉」を手に入れるための生き方は、いろいろあります。
私の場合も、手に入れたいのは「人の喜び」であり、その奥で「充実感」を求めていました。本当の自分で生きることをサポートする存在だったので、コーチングだったり、コピーライティングだったり、生き方はいろいろありました。
現在の知識・スキル、状況、環境によって、自分らしく、ワクワク楽しめる生き方が何かをやってみてください。
2-5.ライフワークをもとに人生の3カ年計画をつくる
「自分にはこれだ!」というライフワークがわかったら、3カ年計画をつくってみてください。
3年後のどうなりたいのか想像して、そのイメージをありありと思い浮かべながら、3年後の自分、2年後の自分、1年後の自分、半年後の自分、3ヶ月後の自分、1ヶ月後の自分と、逆算して計画を立ててみて、実行してみてください。
なお、ハーバード大学の研究では、計画を立てた人の85%は行動すらしないという結果がわかっています。
そして、1年後、計画を覚えていて、実行できた人は4%にも満たないのが現実です。
あなたのライフワークはどのようなものでしたか?
その未来を手に入れるために、どのような最初の1歩を踏み出しますか?
ぜひ一度、時間をとって、あなたのライフワークを見つけてみてください。
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