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自分軸のつくり方

「しっかりして欲しい。」という思いは相手を否定する!?

しっかりして欲しいが自己否定になる!?

「しっかりして欲しい。」という思いは、相手を不幸にする!?


「あなたはしっかりしているから、 お母さんは安心だわ。」


「しっかりしているから 安心して仕事が任せられる。」


この2つは、私が母親と仕事の上司から よく言われていた言葉です。


 

「しっかりして欲しい。」と求めることは、 相手のありのままを否定していると知っていますか?


 

「しっかりしていないと、 安心できない。」という思いが隠れているからです。


そこには「しっかりしていないと、ダメだ。」という相手のありのままを否定している思いもあります。


つまり、言われた側は、ありのままを否定されているので、不幸にしてしまうのです。




ありのままを否定されると、相手は自己否定が強まる!?


父親を早くに亡くした私は、幼い頃からずーっと呪文のように「しっかりしなきゃ。」と自分に言い聞かせていました。

母親が望む「しっかりして欲しい」という期待に応えようとしていたのです。


いろいろな状況、出来事の中で、しっかりできている時もあれば、そうでない時もあります。

「しっかりしなきゃ」と思えば思うほど、自分のありのままを受け入れられなくなっていきました。


「しっかりして欲しい」にとらわれ、私はしっかりしていない自分を自己否定するようになったのです。

そしていつしか、 しっかりしていない自分、 弱い自分を他の人に見せれなくなっていました。


はじめは単なる母親のちょっとした願いの言葉からでした。

しかし、子供にとってはそれは絶対的な命令のように捉え、親の期待に応えようとしていしますのです。




あなたの言葉があなたを形づくる!?


あなたは母親から幼いころ、どんな言葉をよくかけられていましたか?



そしてその言葉どおりの自分になっていませんか?


この「しっかりして欲しい」のように幼いころ親からどんな言葉をよくかけられていたのか。

そのとおりの自分になろうと子供は無意識のうちに努力するので、言葉どおりの自分になっていることがとても多いです。


それは自分にとっては、当たり前のようになっているので、1人で気づくことはできません。


今もし、何かうまくいっていない、努力してもうまくいかない。

そんなふうに感じるなら、一度、自分がよく使っている言葉をすべて書き出してみてください。

その言葉があなたを形づくっているからです。



「しっかりして欲しい。」という呪文からの解放されるとどうなるのか?


私が30年以上、母親から求められていた「しっかりして欲しい。」という思い。

私は、母親の死後、この「しっかりして欲しい。」という呪文から文字どおり解放されました。


私自身、何度も自分に解放ワークを行うことで、解き放たれました。

そこに時間とお金をかけて、解放していきました。


今、私は「しっかりしていてもいいし、しっかりしていなくてもいい。」どちらの自分もそのままでOKだという自己受容ができるようになりました。



今は、弱い自分も、強い自分もありのままで受け入れるようになりました。

そしてちょっとずつ、ありのままの自分で歩んでいくことで、ストレスもなくなっていきました。


 

すると、スーッと自分も、相手もどんなことがおきても、どんなことを言われても受け入れるようになったんです。

本当の自分との距離が他の人との距離になります。

本当の自分を受け入れることができると他の人も受け入れることができる。

だから、人間関係もどんどん楽しく変わっていきました。

 
おかげで人間関係がうまくいくようになっただけでなく、肩こりも楽になりました。

人知れず、肩肘を張っていたから、緊張のため肩こりになってしまっていたのです。


自己否定がなくなると、ストレスがなくなるので、とても楽です。

もし、自己否定が強いと少しでも感じるなら、まずあなたの言葉を見直してみてください。

ご質問・ご相談などあれば、お気軽にお問い合わせください。
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