他人と比較してしまうことの対処法とは?
他人と比較をするのはいいことなのか?
他人と、どうしても比較してしまう。
「あの人はこうなのに、私はこう・・・」
「ああいう職業だったらいいのに・・・」
こんなふうに、どんなことで他人と比較してしまっていますか?
私たちは、自然と何かと比較してしまう傾向があります。
この他人と比較をするのはいいことなのか?
実はこの他人との比較は、いい比較と悪い比較があるんです。
このいい比較っていうのは何なのか?
その他人と比較することによって、自分にプラスに働いているかどうかです。
「よし、もっと頑張ろう。」
「まだまだ甘いな。よし行動してみよう。」
こんなふうに行動の源になっている。 その他人との比較が、自分にとってプラスに働いているのであれば、それはいい比較なんです。
ただ、一番厄介なものはこれとは全く逆です。
その他人と比較して、落ち込んでしまう。
「自分はなんかな。」 こんなふうに自己嫌悪に落ち入ってしまうことなんです。
あなたはどちらの比較をしていますか?
他人と比較して、落ち込んでいませんか?
他人と比較して、落ち込んだ時の対処法とは?
私たちは人間なので、もちろん他人と比較して、落ち込むことがあります。
大切なのはその時にどう対処をするのか?
その対処の仕方なんです。
あなたは今、その他人と比較して落ち込んでしまう時、どう対処していますか?
「ああ〜。」と思ってしまった時に、どう反応しているでしょうか?
これ大事なことは、「比較しないようにしよう。」と思わないことです。
もちろん他人と比較することがなくなればいいのですが「比較しないようにしよう。」と思うと逆効果なのです。
脳のメカニズムに否定語を理解できないという特徴がある!?
つまり、否定語が理解できないので、比較してはいけないと思うと「比較してはいけない」の「いけない」という否定語が理解できない。
つまり「比較する」というふうに脳が理解してしまうのです。
脳は他人と比較することに、自分の意識が集中してしまうんです。
なので、比較してはいけないと思えば思うほど比較をしてしまう。
だから比較してはいけないと思うことはやめる必要があるんです。
それでは実際に他人と比較してしまった場合に、どうすればいいのか?
「なぜ、私はあの人と比べて、できないんだろう。」
「なぜ、あの人と比べて、私は違うんだろう。」
こう思うってしまうと、やはり落ち込んでしまいます。
人間の記憶っていうのは、最後の印象が記憶として残ります。
だから、最後の印象が比較して落ち込んでしまうと「やっぱりもう嫌だ。」という記憶が残ってしまいます。
つまり比較してしまっても、それをうまく使うにはどうするのか?
実は比較してしまっても、比較した結果、こんなふうに記憶に残すことができればいいのです。
「よし、頑張ろう。」
「それでもオッケー。」
「まぁいっか。」
他人と比較をして落ち込んでも、最後に「まあいっか。」と思えるとその気分に変わるんです。
具体的にどうすればそんな気分になるのか?
どうすればそんな気分になるのか?
実はその対処法とは、他人と比較して落ち込んだ時、どの部分に落ち込んでいるのか?
何を気にしているのか? これらを明確にするんです。
そしてもう1つ大事なポイントは、そもそも他人と比較するのが妥当なのか?
これを検証するんです。 比較することが妥当なのかの検証です。
例えば、職場でこんなことありませんか?
「なぜ、Aさんはあんなにできるんだろう。私と同じ仕事をやっている・・・」 こんなふうに比較して落ち込んでしまう。
この時、私たちは比較して、「あの人すごいな。」というのを表面上にしかみていないことが多いです。
ただ単純に今の状況だけを比較して、「いいな。」と思っているんです。
比較することが妥当なのかの検証とはどういうことなのか?
Aさんが自分よりも結果を出している。 そのためにどんなことやっているのか? この部分を見てみるんです。
・どれぐらい行動しているのか?
・どれくらいやっているのか?
・どれぐらい努力をしているのか?
・仕事のやり方はどんなふうにやっているのか?
そうすると自分がやっていないことがでてくるんです。
自分との違いがわかるので、「それは結果が出るよね。」こんなふうに思うんです。 つまり納得するんです。
私たちはほとんどの場合、表面だけを比較しています。
その人がそういう状況なのは、やっぱり理由があるんです。
その違いがわかると、こんなふうに思うこともできるんです。
「あの人はこれだけ、こういう行動をやっている。
自分もやることができるはず。やるだけでいいんだ。」
そうすると、他人との比較は「よし、やろう。」という行動の源のエネルギーにプラス転換することができるんです。
あなたも今日から、他人と比較してしまった時は、そもそも比較するのが妥当なのかを 検証してみてください。
そして違いがわかれば、こういうふうに思って、行動につなげてくださいね^^
「自分もそれができるはず。よし、やってみよう。」
こんな時だからこそ、落ち込みは行動の源に変えて、心を豊かにしてくださいね^^
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